クレーターをさがせ
ストーリー
約80万年前、巨大な隕石が地球に衝突し、地表に深いクレーターを残しました。
しかし、不思議なことにその隕石が作ったクレーターは今日まで発見されていません。
あなたは地質学者です。ある日、古代の隕石衝突に関する書物と空白の地図を見つけました。
古い書物には、隕石が落ちたクレーターが意思を持ち、自ら「クレーターくん」と名乗り、
地質学者に挑戦を投げかけるという不思議な記述がありました。
あなたがその地図を手に取ると、どこからか「僕を見つけてよ!」という声が聞こえてきました。
テクタイトとは
テクタイトは、隕石が地球に衝突したときに、その熱で地面が溶けてできたガラスのような物質です。テクタイトは、衝突の場所から遠くに飛んでいくことがあります。
また、飛んだ距離によって形が変わります。
特徴
見た目:小さくて光沢のあるガラス片です。
形成:隕石の衝突による極めて高温で地面が溶けて固まったものです。
なぜ重要か
テクタイトの存在は、かつて隕石が衝突した場所を特定する手がかりになります。また、これらを調べることで、地球外の物質についても学ぶことができます。
ルールの説明
あそびかた
ゲームの準備
地質学者側はマス目状の地図を手にします。
クレーター側は、クレーターの位置を示した地図を手にします。
コマンドの種類
地質学者側は、「移動する」「テクタイトを見る」「イジェクタ層を見る」「論文を見る、掘る」といったコマンドを使用できます。
コマンドの効果
「移動する」を選んだ場合
地図上を移動できます。
「テクタイトを見る」を選んだ場合
クレーター側はその地点のテクタイトの形を指差して伝えます。
「イジェクタ層を見る」を選んだ場合
クレーター側はイジェクタ層の厚さの数値を伝えます。
「論文を見る」を選んだ場合
クレーター側は一度だけヒントを与えることができます。
もらった情報は地質学者側が地図に書き込みます。
クレーターの発見
地質学者側は、これらのコマンドと与えられた情報を元にクレーターの位置を推理します。
「掘る」でクレーターを特定できれば、地質学者側の勝利となります。